令和元6度 研究計画

1 研究主題

  自ら学ぼうとする児童生徒の育成
~各教員の主体的な研究(個別最適及び協働的な研究)を通して~

2 研究経過について


 本校は、過疎地域の小中併設校である。そのため、多様な人やものと触れ合う機会が限られ、少ない傾 向にある。
 本校児童生徒は、大変素直であり、指示されたことに対して言われた通り取り組むことができる。また、 教員との精神的な距離が近く、家庭的な雰囲気で接することができる良さがある。一方課題は、教員の目 が届きやすく、一人一人に対して支援できる環境にあるため、児童生徒が教員の支援を頼りがちであり、 指示支援を待つ傾向にあることである。そのため、自分の考えや取組に自信が持てなかったり、成功が見 通せない、初めての取組や新しく学ぶことに対してやや消極的であったりする。 また、本校の教員集団についてであるが、特に中学校においては教科担当者が個人であることから、校 内で同じ教科の担当者と話し合ったり、相談したりすることができず、協力して専門教科の研究を行うこと が難しい。
 以上のことから、昨年度(R5)から本校では、具体的な指導場面や方策について研究を進めるのでは なく、いくつかの視点を定め、その視点をもとにグループを形成して研究に取り組んでいる。
 R5年度は、「県人権教育の手引き」にある人権教育の視点と「生徒指導提要」の視点を参考に、教員 自身が研究したい内容についてアンケートを取り、それらを分類・整理し、「課題設定」「自己選択・自己決 定の場の設定」「対話」の3つのグループに分かれて取り組んだ。その結果、教員の個性を生かした取組と 視点をもとに焦点化した話し合いがなされ、有意義な授業研究が行えた。
 そこで、本年度もその枠組みを継続し、再度アンケートを実施して取り組むこととした。ただし、「課題設 定」「自己選択・自己決定の場の設定」「対話」をバランスよく取り組むことが「主体的、対話的で深い学 び」につながることから、研究に取り組むグループは、前年度と違ったグループとし、さらに、前年度の取組 を踏まえ、そこに新たな実践を積み上げていくこととした。

3 研究構造図




4 研究体制



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